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個人事業者や中小企業はビジネスローンを活用しよう
事業をするにあたっての資金はビジネスローンを使って確保する方法もあります。
ビジネスローンとは個人事業主や中小企業に無担保で融資してくれます。
一部銀行を除けば主に消費者金融や信販会社などの金融機関で扱われます。
一般的なカードローンは事業目的に使えないので事業者向けによく利用されています。
メリットとしては融資までのスピードが早い点にあります。
銀行のように細かな審査を得て融資を行わずスコアリング方式で審査を行います。
スコアリングは申込者の属性を点数化して信用できるか確かめます。
コンピューターですぐに審査されるので融資にかかる時間を大幅に短縮します。
審査基準も銀行より緩いので多くの事業者が借りられる可能性が高くなります。
返済額や借入回数などの柔軟性が高いのも特徴です。
ビジネスローンは便利な点が多いですがデメリットもあります。
まずは銀行よりも限度額が低めに設定されている点です。
通常の銀行融資のように大口の融資ができなくなります。
銀行では数千万円、中には1億円を融資できる場合もあります。
ビジネスローンの利用限度額は高くても1000万円までとなります。
足りない資金を補ったり運転資金を得るまでのつなぎとしての利用をおすすめします。
返済は月数万円から10万円と低い価格からできるゆえのデメリットになります。
審査が緩い分貸し倒れのリスクも上がるので金利も高めです。
その点も念頭に入れて利用を検討しましょう。
スコア審査のため、申し込みには資料として事業計画書や決算書を用意しましょう。
決算書としては2期分の提出が目安です。
個人事業主は代わりに所得証明書を提出します。
ビジネスローンはいわゆるノンバンクと呼ばれる金融機関で扱われています。
無担保・無保証で資金調達できますが金利が高くかかります。
利用を検討するならメリットとデメリットを理解して会社を選びましょう。
ビジネスローンには限度額内なら繰り返し借り入れるタイプと返済のみを行うタイプがあります。
繰り返し借りるタイプはカードローン型となりATMから借り入れ・返済ができるのが便利です。
返済のみを行う事業融資型タイプは最大融資額が高く設定されているのが特徴です。
どちらがいいかは企業の資金繰りや目的によります。
金利の高さは利用する会社によってそれほど差はありません。
会社を選ぶ際は審査の難度や融資までの時間などを重視して選んでみましょう。
融資の際に店舗に行かなくてもいい会社もあります。
